平地最速。究極のエアロ自転車の実力や如何に?

世界で一番速い自転車を調べたことがありました。F1並のスピードでしたね…

色々な種や仕掛けがありましたが、牽引や重力やロケット噴射!等に頼らない「人力」で動かす想定ならば、前方投影面積を少なくして、尚且つ風をうまく受け流す流線型のものが最速であることは最早常識です。

その機材に乗るには乗り手が寝そべるような体勢になりますが、こういう体勢で乗る自転車を「リカンベント」バイクと呼びます。何か楽しげな見た目なのに速いです、本気で。

お馴染みGCNがそのリカンベントの実力と魅力をレポートしてくれてますので、ご紹介しましょう。

英国の変態紳士(褒め言葉)の世界。関係者がよい顔(好きなことやってる奴の顔)してますよ😉

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見た目とスピードのギャップたるや(笑)

 

ザックリ内容

さてリカンベントバイクですが、色々と種類があるそうです。

シェルが無いタイプ
シェルがあるタイプ。これが最強

当然、空力性能でいうとシェル(外殻)がある方が有利ですね。ちなみにシェルはカーボンで出来てるらしいです。当然オーダーメイドでしょうね。幾らするんでしょうか?😰

練習中。

リカンベントの中には三輪(前が二輪。トライクとも言いますか。)の物と二輪(バイク)の物もあります。形状も様々。あくまで、変態(褒め言葉)のイベントなので、特に厳しい規則もないのですね。

そして検証開始。どれだけ速いんでしょうか?

トライク

バイク

シェル付き

の三種類で、一周2.3kmのタイムトライアル形式です。結果は…

映像にはあまり映らなかったのですが、シェル付きのバイクは2つテストをしており、後に乗った方がタイムが良かったみたいです。どれも速い!

最後は、「British Human Powered Club Association」のジャージを貰って、英国の変態紳士(褒め言葉)の仲間入りです。

感想

検証コース2.3kmを最速の機材では2分52秒だったので、時速で言うと約48km位になりますか。このスピードは、(勿論当日の(高低差・風向き等)条件に拠りますが)ツールレベルのTTでも上位入賞しちゃう速度です。

このスピードをその日初めて乗る機材で、(自転車乗りなれてはいますが)一般人が出せるというのは驚きですね。

今回「British Human Powered Club Association」のバーニーさん(写真左)の全面協力の下での検証でしたが、このバーニーさん(ちょっとスティーブジョブス似)良い顔と声してるんですよ。是非動画をご覧あれ。

好きなことを真面目に追求しているという感じが、表情とか雰囲気に表れていますね。この人絶対良い人や😊

バーニーさん曰く、リカンベントに乗るコツも「Smile」だそうです。要は楽しむことが一番だと。

ところで、こんな強力なエアロバイクは何故ツール等で使われないのでしょうか?動画でも言及されてましたが答えは「UCI(国際自転車競技連盟)が禁止しているから」です。

自分も中継で見たことがありましたが↑の光景が象徴的で、左側の超一流の選手のバイクの車列に、右側の赤いリカンベント車(一般人)が単独で付いていくことがあります😳

体力的な能力としては選手の方が当然高いでしょうし、彼らはドラフティングしているわけですが、それに単独で付いていけるという時点で、リカンベントバイクが最強なことは明白です(少なくとも平地では)。

ですが、ツール等の自転車レースの主役は「機材」ではなく「選手」です。ゆえにUCIは強力すぎる機材を(形状や重量、パーツ等)排除しています。だから、リカンベントバイクで出場する選手がいないわけですね。(規則の範囲内で各チームはベストの機材を選んでいます。)

実は、ゴルフの世界も、水泳の世界も、最先端の技術を導入すれば、今プロが使っている道具よりも優れた物が作れるけど、規則で縛っている事実があります。

一方で、(規則の中で)メーカーの機材開発競争は続いていくわけで。難しい問題ですね🤔

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自分の好きなことをやっている人は素敵だね~