アブラ(動物性脂肪)は体に悪い?その理由を説明できますか?

2019年11月7日

ゲンシカイキメソッドでは、炭水化物を含む糖質摂取を低く(最低限必要な量)抑える必要がありますが、一般的なダイエット及び健康維持の常識は「アブラを控えめに!特に動物性の脂はダメ!」ではないでしょうか?

はっきり言います。その常識は古いです。

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何で飽和脂肪酸だけが悪者に…?

油(飽和脂肪酸)が単独凶悪犯になった経緯

始めに言っておきますが「飽和脂肪酸を摂取しまくれば健康になる」なんてことはありません。結局食事は真の意味で(嘘ばかりの政府指針とかではなく)バランス良く摂らなければなりません。念のため。

さて、飽和脂肪酸が悪者になった経緯を探っていくと、ある人の名前にたどり着きます。

「アンセル・キーズ博士」

彼は故人であり、また人々の健康のために研究をした人ですのでその業績には敬意を払います。しかし研究過程に不適切なことがあったこと、また彼の研究を恣意的に利用していきた食品業界の闇もまた事実なのです。

さて、キーズ博士は1960年代アメリカで心臓疾患が増加していることが食生活に由来していると考えました。

アメリカとその他の地域をザッと見比べたところ、アメリカ人の肉食(ベーコンとかステーキとか)が多いことに着目して、この脂が悪さをしているのではないかと考え、世界の幾つかの食文化が異なる場所で、調査をすることにしました。

世に言う「7カ国研究」というものですが、そもそもこの研究は7カ国以外の地域でも実施されていたという話であり、「都合の良い地域だけ切り取ったのではないか?」という指摘もあるくらいです。(真相は闇)

とにかく、この研究結果から、動物性脂肪を取りまくるアメリカや北欧は心臓疾患にかかり、油でもオリーブオイル等植物性が中心の地中海や魚を食べる日本などは心臓疾患が少ないという結論が出されました

※ちなみに、当時(今もかも)の日本は心臓疾患は少ないが脳疾患は多いという結果でした。油が少なく塩分多目な食生活がこの要因ではないかといわれています。

そこで、動物性脂肪(肉、バター等)の排除こそが「健康的」で「ダイエット」の理想的な方法だとマスコミで報じられると脂肪排除ブームが巻き起こり、無脂肪・低脂肪食品がアメリカ発で世界中に広まることになったのです

イメージレベルでしっくりきたのも一つの要因だと思います。

肉の脂は放っておくと固まりますよね?例えば台所の流しに毎日流すと管が詰まるわけです。これが人間の血管に詰まるとか、摂取した脂肪がそのままお腹に付くような安直なイメージに繋がったのでしょう。

少し考えれば分かるのですが、流しは低温なので固まりますが、人間の体温だと固まらないですよね。また、動物性脂肪がそのまま我々の体に吸着するとしたら、そもそも我々は牛や豚になってしまうではないですか。

この結論の妥当性

この7カ国研究や後続の研究等様々なデータがあり、正直私の頭脳では全てを細かく確認・理解することはできないのですが、結論はこれです。

「色々な実験結果が出ており、正直病気の因果関係はよく分からない。」😅

未だに正反対の結論を出す研究者の応酬が続いています。というのも人間の生活は複雑かつ長期間です。

仮にですが(倫理的に絶対認められないですが)、産まれたばかりの人間を何十年も隔離して、完全に食生活をコントロールして、その他の要因を排除できれば、食生活と疾患の因果関係ははっきりしてくるかもしれません。

しかし、そんなことできません。

先の七カ国研究もそもそも場所が違うわけで、対象者の食以外の生活習慣(運動量やストレス等)も違えば、場所(気候、地理等)も違うわけです。

普通に考えて食事が同じでも、寒い北欧や競争(ストレス)が激しそうなアメリカより、温暖な(でのんびりした?)地中海一帯の方が、普通に長生きできそうですよね?😄

食事と病気(寿命)の因果関係は動物性脂肪以外にも様々な研究が行われてますが、結構間違って(二転三転)います。現在体に良いとされているコーヒーも一時期、体に悪いとされていました。また、レベルは異なりますが、現代ではヤバイドラッグに分類される危険な物が「スーパーフード」として珍重された歴史もあります。

なので結論は分かりません。ただ

「動物性脂肪を減らしたはずのアメリカ人の心臓疾患は全く減っていない。寧ろ増加している。」

「キーズ博士の時代にも、脂肪以外の要因(糖質)を疾患の要因として結論した論文は黙殺されている。砂糖業界や穀物団体からの資金や圧力で、色々な事実がねじ曲げられたり隠されたことが判明している。」

ことは事実です。どう判断するかはあなた次第です。

私の結論

まあ、既にご披露してますが、私は「ゲンシカイキメソッド(食生活としては低糖質)」を取り入れており、自分の体で「実験中」です。

長期(何十年レベル)の健康という意味は未知数ですが、少なくとも短期的な体脂肪減少・体調維持(アレルギー性鼻炎が全くなくなりました)としては効果を実感しています。

ちなみに長期についても悪くはないやろ?と個人的には楽観しています。というのも、人間の短期的な研究では結論が定まりませんが、何十万年掛けて作られてきたヒトの消化・代謝の理屈に沿っているのがゲンシカイキだからです。

運動量は普通の人よりかなり多目でもあり、現在動物性含めて脂肪については何ら制限をしていません。(ただし、トランス脂肪酸や酸化した油は極力排除してます。)

※ただし、食事はバランスが重要です。これは真理だと思います。米を食べずに毎日ステーキを食べるのはやはりおかしいでしょう。低糖質で動物性脂肪やたんぱく質をメインで摂取した層の長期的な死亡リスクが上がるというデータもあります

ちなみにですが、この少し前は「低脂肪・高糖質」生活をしてました(アブラを減らして、食事はシリアルや白米中心。運動前後に砂糖菓子やフルーツジュース等を摂取)が、かなりの運動量にも関わらず、体脂肪は減らず、鼻炎が酷かったです。

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個人の体質にもよるかもしれないですね!