万能型アウトドアシューズ「Adidas Terrex Swift R GTX」をお勧めする理由

前回ナイキのテラザヒーラーが普段使いするアウトドアシューズとしてはお勧めできないという話をしました。

繰り返しになりますが、防水性という観点と除けば脅威のクッション性を誇る足にやさしいシューズです。

しかし防水性の弱さから、使えるシーンが極めて限られるのです…

では、軽登山やトレラン、そして普段使いもできるという意味で、どんなシューズがお勧めなのかと問われれば、私はこう答えます。

Adidas Terrexシリーズです」と

Adidas Terrexとは?

シューズメーカーとしてのAdidasは知らない方はいないでしょう。

そのAdidasのアウトドアラインの商品が「Terrex」シリーズです。ナイキにおける「ACG」シリーズとほぼ同じ位置づけと思っています。

さすがに超本格登山や雪山などは想定されていませんが、中級以下の夏山であれば、十分対応できる商品ラインナップです。

Adidas Terrex Swift R GTX

その中で「Swift」シリーズというシューズがあり、自分はこれを三代に渡り愛用しています。(二回リピートしています。)

その間、色々なメーカーの似たコンセプト、同価格帯の物を試していますが(前回のナイキ テラザヒーラーもそうです)しっくり来ず、結局「Swift」に戻ってきます。

「Adidas Terrex Swift R GTX」自体は少し古いモデルであり、もう店頭には置いてませんが、今回状態の良いものを中古で手に入れたので具体的に何が良いのか紹介していきます。(安いから中古ではなく、寧ろ新しいTerrexモデルより私は良いと思っているので、わざわざ古いのを探しました。)

外観詳細

Adidas Terrex Swift R GTX

色々色があったはずですが、これはオールブラック。

Adidas Terrex Swift R GTX

モデル名最後の「GTX」ゴアテックス搭載という意味です。自分の知る限りTerrexシリーズはミドルエンド(定価15000円以上位)以上は全部ゴアテックス仕様のはず。「GORETEX」のタグが控え目に付いてますね。

ソールは厚めで硬い素材です。硬質ゴムというか、プラスチック的な硬度です。裏のパターンもガッチリトレイルに噛みつく感じ。ランニングシューズとは一線と画す堅牢さです。

Adidas Terrex Swift R GTX

かかと部分台形型になっており安定感がある造り

Adidas Terrex Swift R GTX

Terrexシリーズの中でも全てではないのですが、このモデルは、スピードレーシングと言われる「結ばなくてよい」靴紐が採用されてます。

プラスチックの留め具部分でグッと絞って、余った部分はレースバンジーと言われるゴムの下に通すと、素早くフィットさせて、靴紐が絡むことを防ぐことができます

紐は細いですが、極めて丈夫で、自分はソールが真っ平になるまで(数千キロ)走ったり歩いたりしましたが、紐は多少ほつれるだけで切れることはありませんでした。

このシステムは本当に便利で疲労困憊時に紐がほどけたり、靴紐にひっかかったりするリスクをほぼゼロにします。意外とこの恩恵は大きいです。特に競技に参加している時は。

テレックス

重さ398g(28cm)

ランニングシューズとして見ると重めですが、そもそもこれはアウトドアシューズです。ダナーとか普通のトレッキングブーツなどは7~800gあることを考えると、半分とも言えます。ここは解釈次第です。(自分は重いと感じません)

重さの原因ははっきりしていて、ソールの堅牢さとのバーターです。実際持てば分かります。

このシューズの長所・短所

まずは防水性

ゴアテックス採用ということで、多少の雨や泥では水が内部に染みることはありません。

アウトドアシューズに防水性が必要か否かは人により判断が違いますが、私は断然必要だと思っています。

そして堅牢性

ソールも硬く、いわゆる地面からの突き上げを物ともしません。

また、アッパーも引っかき等に強い素材を採用しており、色々な物に引っかかるアウトドアでは頼もしい限り。

そして、このモデルに前述のスピードレーシングシステムが採用されており、極めてスピーディに着脱が可能です。

で(アウトドアシューズとしては)軽量

修行という意味では良いですが、やはり普通のアウトドアブーツは重いので、ちょっと普段使いしたくないですし、登山の時も少し億劫です。

と個人的にはほぼ満点を上げたいのですが、唯一の弱点が「クッション性」の無さ

アウトソールが硬く、ミッドソールも取り立ててクッション性のある素材ではないので、履き心地としては硬いです。

アスファルトをガンガン走るのには向きません(膝痛めます。)

平地向けのランニングシューズは、他を用意した方が無難です。

何ならアスファルト用はワークマンで良いんじゃないですかね?硬い靴と柔らかい靴で、相互補完的です。

Adidasの本気!?

ということで、テレックスシリーズの弱点はクッション性の無さだと長年考えてきましたが、これはAdidasも同じ思いだったのでしょう。最近新しいモデルが発売されました。

これはコンセプト的に同じ(軽登山、ハイキング)モデルですが、ミッドソールにあの「boost」フォームを採用しています。

クッション性に定評のある「boost」です。

唯一の弱点を潰しにしました(笑)

こちらも入手して試してますので、また今度レビューします。

まとめ

・AdidasのTerrexシリーズは、軽登山やトレランにおススメ

・モデルにより細かなところは異なるがソールが堅牢で硬いものもあるので、アスファルトでのランニングには不適