ツール・ド・フランスに出る方法!!(ロードレースは団体戦だ!!)

大げさな題名ですみません。初めにお断りしておきますが、私はツールに出たことはありません(当たり前)。それはさておき、ロードレースを見ていてこう思ったことはありませんか?

「そもそも、このチームってどういう単位なの?」

「チーム」についての基礎知識があると、ロードレースが一段と面白くなりますよ。

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ロードレースに置ける”チーム”のお話ですね。

チームには格付けがある

これを読んでいるあなたが、仮にトンでもない怪物で、ロード初めて半年しか経ってないのに口笛を吹きながら日本選手権を断トツ優勝できる逸材だったとしましょう。それでも、ツール(・ド・フランス)には出場できません。

ツールには、ワールドチーム又はプロコンチネンタルチームしか出場できないからです。

他のスポーツと比べても珍しいと思うのですが、ロードレースは欧州を中心としながらも、グローバル単位での秩序形成が進んでいるスポーツです。

例えばサッカーであれば、まずは各国単位でリーグが開催され、その戦いがベースとなり、各国の優勝チーム同士が戦うような仕組みとなっていますね。ともするとレベルが高い地域(国?)の代表とレベルの低い地域(国?)の代表が同じ土俵に立つわけです。

良し悪しはありますが、ロードレースはある意味実力主義です。ツールのような第1級レースにはトップチームである「ワールドチーム」とそれに次ぐ「プロコンチネンタルチーム(略してプロコン、プロコンチとも呼ばれます。)」しか出場できません。(ワールドチームは出場が必須。プロコンチは成績の良いチームが数チーム選抜されて出場)

そして、ここが重要なのですが、日本にはワールドチームもプロコンチもありません。(その下のコンチネンタルチームはありますが。)逆にドイツやベルギーなど、バイク大国にはワールドチームが複数あるので、これらの国からは複数のチームが参加することになります。

ゆえに日本にいる(日で個人活動している/日本のチームに所属している)時点で、どんなに速い選手であっても、ツールのようなワールドツアーレースには出場ができないのです。

日本人はツールに出場できない?

諦めるのは早いです(?)。ここも面白いところですが、各チームには様々な国籍の選手が在籍しています。特にワールドチームはチームの本拠地(国)の選手が中心とは限りません。今年のツール覇者はチームイネオス(英)のベルナル選手でしたが、彼はコロンビア人です。

現在バーレーン・メリダ(ワールドチーム)の新城選手がブエルタに出場しています。ちなみに新城選手は過去にツールに出場しています。ワールドツアーに日本人が出るには、日本の(コンチネンタル)チームを強化するのも一つの道筋ですが、個人としてワールドチームに所属するというのが現実的かもしれません。

ビッグレースを観戦するポイント

特定のチームや国を応援するというより、好きな選手を中心にレース展開や戦術に注目する方が楽しめます

ロードレースはチーム戦ですが、頻繁に呉越同舟的な展開になります(苦しい上りや逆風の中を助け合う)。と思ったら、隙あらば相手を出し抜いたりします(笑、そういう競技ですから)

昨今政治や外交では、国粋主義というか、自国中心な話題ばかりが目につきますが、ロードレースは比較的そういう要素が少ないです。どこの国の、どのチーム所属であれ、正々堂々最後まで走りきった選手が祝福を受ける。そんな雰囲気も自分がロードレースにはまった要因なのかもしれません。

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いつかツールに出てみたいなぁ。