遂にアウトドア靴にもブーストが!Adidas「TERREX FREE HIKER GTX」の評価は?

2020年10月11日

軽登山やトレランにおススメな靴として以前紹介したadidasの「swift」シリーズ。

このシリーズの弱点である硬いソール(とは言い切れないのですが…硬いから必ずしも悪いというものではありません)を意識した?シリーズが「TERREX FREE HIKER GTX」(GTX(ゴアテックス)じゃないモデルもあります)です。

この記事は

adidasのトレッキングシューズ「TERREX FREE HIKER GTX」の細かな外観や履き心地を紹介しています。

結論としては、ハイキング用シューズとしては秀逸です。

値段は高いけど、履き心地は快適です。あと見た目も都会的な感じで街履き用としてもお勧めできます。

がトレラン等「山を速く走る、駆け下る」用途には若干不向きかもしれません

詳細は後述しますが、あくまで歩く前提の仕様の部分が多いです。

TERREX FREE HIKER

(公式サイトより)

次世代の快適さでロングハイクを楽しめるシューズ。
自然探索にぴったりなハイキングシューズ。ロングハイク、ショートハイクどちらにも適した、動きやすさと次世代の快適さを備えた軽量シューズ。adidasプライムニットアッパーが足を包み込み、どんな地形でもフレキシブルに安定した足運びを促す。また、BOOST™ミッドソールが、その反発力でトレイルを進む足に無限のエネルギーをもたらす。さらに、GORE-TEXメンブレンが水を弾き、どんなコンディションでも足を爽やかに保つ。

 とのこと。

ランニングシューズで好評なboostフォームをアウトドア用シューズに採用したという点が新しいです。

外観

adidas free hiker

自分のは中々良い色合いの赤です。

adidas free hiker

紐はオーソドックスなアウトドアシューズに多く採用されている丸い紐

adidas free hiker

アウトソールはコンチネンタル製。中央に赤いプラスチックのようなパーツが採用されており、捻じれ防止等の効果を狙ってのものと思われる。

adidas free hiker

踵。結構厚いブーストソール。

adidas free hiker

足入れ部分は袋(靴下)のような感じで柔らかい

計測忘れましたが公式サイトでは

重量:345 g (24cm片足重量)となっております。

例によってランニングシューズとしては少し重いですけど、アウトドアシューズとしては凄く軽いです。

デザインは100%好みの問題ですが、都会的というか、一見アウトドアシューズには見えませんよね。

感想

初めに言いますと、「何用か?」という観点によって評価が大きく異なるシューズです。

と言いますかadidasはハイキング用と言っているので、この用途ではほぼ文句ありません。

(定価が結構高いことを除き😅実売はかなり値引きされているのですが。初めからリーズナブルな価格にしてくれよと思いますが…)

GTXモデルは防水性もあり、boostフォームのお陰で下からの突き上げや衝撃をかなり緩和してくれます。

で、自分は軽登山もやりますがトレランもやるので「トレランシューズ」としての評価をすると「場合による」です。

トレランに使用する上で気になる箇所は次のようなところです。

boostの反応性

トレランにおける「テクニカルな下り」がこのシューズは苦手です(と感じます)

テクニカルというのは、かなり障害物(岩や根等)がある下りを差します。この道を走破するためにかなり細かな(かつ不規則な)ステップが必要ですが、クッション性と弾力性が良すぎるので、イマイチリズムに乗れません。

スキーゲレンデのようなところを(比較的大股かつ一定のリズムで)下るのは得意ですが、クッション性が仇となる場面もあるということです。

アッパーが(少し)脆弱

歴代swiftと比べて、ですがアッパーの素材が少し心もとないです。

一番外側の素材の下にゴアテックスの層があるので、外の素材が傷ついても直ちに問題はないのですが、少し薄いです。写真のような(ひっかかり)傷が直ぐにできてしまいました。これを繰り返すと穴が開きます。

ハイキングだとそんな場面もないでしょうが、走ると根等に引っかかる確率が上がる上に、ダメージが大きいので、このアッパーだとちょっと不安です。

下の方はプラパーツによる保護、その上はラバーコーティングされてますが、その上(甲あたり)ももう少し強度の高い素材だったら良いなと思います。

幅が広い

これは安定性の向上に寄与しているのだと思いますが、

踵(後足)部分の幅がswift等に比べて広いです。

これにより走ると引っかかる可能性が高くなります。ほんの2㎝弱位の差と思いますが、実際岩や根に引っかかることが多くなった気がします。

あと、結ばなくて良いスピードレーシングシステム不採用というのも競技的にはマイナスです。

以上。そもそもトレラン用じゃないシューズに対して意味のない分析ですが、テクニカルな下りがある(そしてそこを駆け下る)場合はあまりお勧めではありません。

一方で、割とゆっくりペースで巡航する気であれば、トレランでも使える一足です。(というか、ハイキング、トレラン、登山、ランニングというのは明確な線引きなどありませんので。

この靴はのんびり目の巡航に良いと思います😀

では、boost搭載の高速トレランシューズはないものか!?

と思ったらありました😅

私は持ってないですが、トレラン用を謳っているモデルが既に発売されてました。短距離高速型トレラン用としてはこちらが(多分)良さそうですね。